刈込(読み)かりこみ

精選版 日本国語大辞典 「刈込」の意味・読み・例文・類語

かり‐こみ【刈込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 無用の枝葉を切り捨て、形を整えること。
    1. [初出の実例]「信乃に別れを黄楊樹(つげのき)の、刈込伸びし庭を出づる」(出典読本・南総里見八犬伝(1814‐42)三)
  3. 頭髪を刈って整髪すること。
    1. [初出の実例]「貪着せぬ人々ら散髪天窓(ざんぎりあたま)のかりこみせんと求めもせぬに同気あつまるは島原へんの髪結床なり」(出典:寄笑新聞(1875)〈梅亭金鵞〉六号)
  4. 毛じらみ退治など衛生のために性毛を刈ることをいう花柳界の語。
  5. かりこみ(狩込)〔モダン新用語辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 狩込

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む