…梨地の手法は漆塗の上に梨地粉を蒔き,漆を塗ってかわかしたのち,粉が露出しない程度に木炭でといで仕上げるのであるが,粉の蒔き方で淡蒔(うすまき),中蒔,濃蒔,斑(まだら)梨地,雲梨地,清梨地などができる。また,平目粉をまず蒔いたのち梨地粉を蒔いた鹿の子梨地,金箔を置いた上に刑部(ぎようぶ)梨地粉(不整形な大きめの梨地粉)を一粒ずつすきまなく置いた刑部梨地と呼ぶものもある。梨地はふつう地蒔(じまき)に用いるが,文様中に部分的に応用して装飾効果をあげることが安土桃山時代に流行した。…
※「刑部梨地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...