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初元結 ハツモトユイ

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デジタル大辞泉の解説

はつ‐もとゆい〔‐もとゆひ〕【初元結】

元服のときに、髪の髻(もとどり)を結ぶのに用いる紐(ひも)。公卿は紫の組紐を使った。転じて、元服すること。
「いときなき―に長き世をちぎる心は結びこめつや」〈・桐壺〉
元服のときに髪を結ぶこと。また、その役。
「院にて、基隆の三位の播磨守なりし、―し奉りて」〈今鏡・八〉

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大辞林 第三版の解説

はつもとゆい【初元結】

元服の時、初めて髪の髻もとどりを結ぶこと。また、その紐ひも。公卿は紫の組紐を用いた。 「いときなき-に/源氏 桐壺
元服。 「髪をはやして祝言の、言の葉添ふる-/謡曲・元服曽我」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の初元結の言及

【元服】より

…【中村 義雄】
[中世]
 武家社会では冠に代えて烏帽子(えぼし)を用いたが,これについて《武家名目抄》は〈元は字書に首也と見え,服はすべて身に着るものをいへば,冠にても烏帽子にてもたがふ事なし〉と解釈している。冠を着け,髪型を変えることは初冠,初元結(はつもとゆい)ともいわれたが,いずれも元服を指す。中世武士社会の烏帽子着の儀式は,烏帽子親と烏帽子子との間でおこなわれ,両者の擬制的親子関係は生涯持続された。…

※「初元結」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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