初大師(読み)ハツダイシ

デジタル大辞泉 「初大師」の意味・読み・例文・類語

はつ‐だいし【初大師】

その年の最初弘法大師縁日1月21日。初弘法。 新年》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初大師」の意味・読み・例文・類語

はつ‐だいし【初大師】

〘名〙
① その年はじめての弘法大師の縁日。一月二一日。《季・新年》
※大坂繁花風土記(1814)年中行事「正月二十一日。はつ大師とて天王寺生玉のほとり、わきて賑はへり」
② 正月二日に江戸上野の寛永寺境内にある両大師堂(慈恵大師慈眼大師)に参拝すること。
※雑俳・柳多留‐五九(1812)「初大師一ケの庄を買てくる」

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