初期磁化率(読み)ショキジカリツ(その他表記)initial magnetic susceptibility

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「初期磁化率」の意味・わかりやすい解説

初期磁化率
しょきじかりつ
initial magnetic susceptibility

磁化曲線の初期磁化の範囲強磁性体がもつ磁化率。純粋な結晶体ではほぼ一定値をもつが,通常作製の過程でのいろいろな条件形状に強く依存する。たとえば鉄の初期磁化率は製作条件により数百から1万の間で変動する。そのほか,パーマロイで 8000,センダストで約3万である。パーミンバーは約 850であるが初期磁化の範囲が大きい。変圧器チョークコイルなどは初期磁化の範囲で使用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む