初縁(読み)しょえん

精選版 日本国語大辞典 「初縁」の意味・読み・例文・類語

しょ‐えん【初縁】

〘名〙
① 何らかの関わりあいや結びつきにはじめて巡りあうこと。また、そのゆかり
宴曲宴曲集(1296頃)五「空仮(くうげ)二つの中なる道 円頓円融の花の色 初縁実相の匂ひを施す」
② はじめての縁組初婚再縁に対していう語。
※奇想凡想(1920)〈宮武外骨〉初婚女子の証明物「年は長(たけ)たりとも初縁(ショエン)をば悦福するの式なるべし」

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デジタル大辞泉 「初縁」の意味・読み・例文・類語

しょ‐えん【初縁】

初めての縁組み。初婚。

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