初見参(読み)ウイゲンザン

デジタル大辞泉 「初見参」の意味・読み・例文・類語

うい‐げんざん〔うひ‐〕【初見参】

初めてお目にかかること。初対面
「白井さんとの―も出来たと云うもんでしょう」〈木下尚江良人の自白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初見参」の意味・読み・例文・類語

うい‐げんざんうひ‥【初見参】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ういけんざん」とも ) 初めてお目にかかること。初めての対面
    1. [初出の実例]「こじうと殿の初見参、引出物も持合せず」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)三)
    2. 「此方でこそ初見参(ウヒケンザン)に、酒でも出さうといふ所」(出典人情本・清談若緑(19C中)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android