初酉神社(読み)はつとりじんじや

日本歴史地名大系 「初酉神社」の解説

初酉神社
はつとりじんじや

[現在地名]筑波町漆所

漆所うるしじよ北部台地に南面して鎮座北方の筑波山の遥拝地の観がある。祭神は天御桙命・大己貴命。例祭は一二月一〇日。創立年代は不明であるが、筑波山麓では麻・桑の栽培が古くから行われていたことが「万葉集」や神郡の蚕影かんごおりのこかげ神社の存在などから知られており、当社は古代の機織部(服部)の集住と関係があると考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 服部 神郡

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む