…また自署はおのずから礼にかなったこととされる。自署が要求された結果,近世初期には,必要を予測して紙面のあるべき位置に花押のみを記した〈判紙(はんし)〉が,本人不在の所にも厳重に保管され,儀礼的な急場には用いられた。日時の明記については,戦国時代以降,遠距離から変転する事件を通報するについて,連続的・一方的に発した通信に対し,対応する返信もまた連続するので,使者,飛脚により途中前後する場合もまれではない。…
※「判紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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