精選版 日本国語大辞典 「別幅」の意味・読み・例文・類語 べっ‐ぷく【別幅】 〘 名詞 〙 ( 「べつふく」とも。「ふく(幅)」は幅のある巻物・軸物 )① 主となる文書に添えられ、その内容と関連あることが書かれている別の巻物または別紙。本文の後に貼付したものや別巻仕立のものなどがある。[初出の実例]「斎前招二横川和尚一高麗書之清書事命レ之。於二意足室南軒下一清書斎レ之、別幅無二旧本一之故先閣レ之。重来可レ書」(出典:蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)七月一二日)② 日本と明・朝鮮などとの間で取り交わされた外交文書で、本文書(国書、書契など)に添えて出された進物品の目録をいう。〔書言字考節用集(1717)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例