別恨(読み)べっこん

精選版 日本国語大辞典 「別恨」の意味・読み・例文・類語

べっ‐こん【別恨】

  1. 〘 名詞 〙 別れを恨む気持
    1. [初出の実例]「交情不北溟深、別恨還如陸沈」(出典菅家文草(900頃)二・裴大使留別之什)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「別恨」の読み・字形・画数・意味

【別恨】べつこん

別れがたく思う。別離の情。唐・李白旧遊を憶ふ、郡の元参軍に寄す〕詩 余(われ)に問ふ、別恨知んぬ多少ぞ 、爭うてたり

字通「別」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android