旧遊(読み)キュウユウ

デジタル大辞泉 「旧遊」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ゆう〔キウイウ〕【旧遊】

以前、旅をしてその地を訪れたこと。曽遊そうゆう。「旧遊の地」
以前、ともに遊んだ友人。「旧遊、今は亡く」

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精選版 日本国語大辞典 「旧遊」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ゆうキウイウ【旧遊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 以前に遊んだこと。かつて、そこに旅行したことのあること。曾遊(そうゆう)
    1. [初出の実例]「閲古人之遺跡、想風月之旧遊」(出典懐風藻(751)序)
    2. [その他の文献]〔李白‐謝公亭詩〕
  3. 以前、ともに遊んだことのある友だち。
    1. [初出の実例]「往事眇茫として都て夢に似たり、旧遊零落して半ば泉に帰す〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)

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普及版 字通 「旧遊」の読み・字形・画数・意味

【旧遊】きゆうゆう(きういう)

曾遊。また旧交の友。唐・高適〔邯鄲少年行〕詩 (こ)れを以て感して、を辭す 時事に於て求むる無し

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