別法(読み)ベッポウ

デジタル大辞泉 「別法」の意味・読み・例文・類語

べっ‐ぽう〔‐パフ〕【別法】

別の方法。別のやり方。
[類語]別途別口

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「別法」の意味・読み・例文・類語

べっ‐ぽう【別法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( :パフ ) 別の方法。ほかのやり方。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. [ 二 ] ( :ポフ ) 仏語
    1. 有形無形のものごと。心のほかに別に存在する事物
      1. [初出の実例]「三界唯一心、心外別法無」(出典:自行略記(平安中))
    2. 方便として、区別して説かれた教え。すべてを包括しうる普遍的な教えとしての普法に対していう。〔釈浄土群疑論探要記‐六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android