別途(読み)ベット

デジタル大辞泉 「別途」の意味・読み・例文・類語

べっ‐と【別途】

別の方法用途。副詞的にも用いる。「別途目的に使用する」「交通費別途支給する」
[類語]別法別口別個別別別様べつよう別種別枠別建て個別個個各個異種似て非なり似ても似つかない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「別途」の意味・読み・例文・類語

べっ‐と【別途】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほかの道。他方の道。〔徐陵‐隴頭水楽府〕
  3. 別の方面。ほかの方法。別の範疇(はんちゅう)。また、別の使い方。副詞的にも用いて、別に。他に。
    1. [初出の実例]「但ペン、インキ等相用候節は、別途買上相渡可申事」(出典:東京日日新聞‐明治七年(1874)七月二日)
    2. 「学者と町人とは丸で別途(ベット)人間であって」(出典野分(1907)〈夏目漱石〉一一)
    3. [その他の文献]〔法華文句記‐二・下〕

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普及版 字通 「別途」の読み・字形・画数・意味

【別途】べつと

別の方法。

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