利尻空港(読み)リシリクウコウ

デジタル大辞泉 「利尻空港」の意味・読み・例文・類語

りしり‐くうこう〔‐クウカウ〕【利尻空港】

北海道利尻郡利尻富士町にある空港地方管理空港の一。昭和37年(1962)開港利尻島北部に位置する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「利尻空港」の解説

利尻空港
りしりくうこう

利尻島北部、利尻富士町鴛泊おしどまり富士野ふじの所在。昭和五一年(一九七六)三月、北海道の管理下となり、第三種空港となった。昭和二九年鴛泊村役場と北日本航空株式会社が、鴛泊村字富士野に旧日本軍が使っていた飛行場を再整備する利尻空港設置運動を展開した。これは札幌―稚内―利尻間の航路開設を目的としたものであった。同三六年工事に着工、翌三七年八月北海道の離島では初めてとなる利尻空港が開港した。その後滑走路の延長や稚内地方気象台空港出張所、夜間照明施設などを設置し、同五九年には利尻空港ターミナルが建てられた(以上「利尻富士町史」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の利尻空港の言及

【利尻富士[町]】より

…利尻山や海岸線の一部は利尻礼文サロベツ国立公園に属し,夏季には観光客や登山客でにぎわう。鴛泊港から稚内(わつかない)および北西の礼文島へフェリーが通じ,北西部の本泊にある利尻空港からは稚内へ定期便が通じる。【赤池 享一】。…

※「利尻空港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android