則中(読み)そくちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「則中」の解説

則中 そくちゅう

?-1695 江戸時代前期の僧。
浄土宗阿波(あわ)(徳島県)の人。江戸伝通院でまなぶ。「大乗起信論」にくわしく数百回も講義したので,起信庵とよばれた。天和(てんな)3年(1683)尾張(おわり)名古屋藩主徳川光友にまねかれ,名古屋相応寺の住職となった。元禄(げんろく)8年4月19日死去。字(あざな)は快玄。号は定蓮社禅誉。名は即中ともかく。著作に「大乗起信論講義記」「起信義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む