前三舟台遺跡(読み)まえみふねだいいせき

日本歴史地名大系 「前三舟台遺跡」の解説

前三舟台遺跡
まえみふねだいいせき

[現在地名]富津市前久保 三舟台

小糸こいと川の氾濫原を北に望む標高三〇―四五メートルの台地上に位置。昭和六三年(一九八八)から平成元年(一九八九)にかけての発掘調査で旧石器時代から古墳時代にわたる遺跡が確認された。縄文時代草創期の遺跡は遺物集中地点二ヵ所、土坑二基および落し穴状土坑一基からなる。遺物集中地点の第一ブロックでは隆起線文系を主とした土器一七七点(一〇個体以上)・石器四六三点を出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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