前坪三号墳(読み)まえつぼさんごうふん

日本歴史地名大系 「前坪三号墳」の解説

前坪三号墳
まえつぼさんごうふん

[現在地名]掛川市高御所

さか川の流れを見下ろす丘陵上に造られた前方後円墳。平成八年(一九九六)の確認調査によると全長四七メートル、後円部の径二九・五メートル、後円部の高さ五・二メートル、前方部の長さ一七・五メートル、前方部の幅は推定で二五メートル。出土した土師器壺から築造年代は四世紀後半から同末と位置付けられている。古墳の周囲には弥生時代中期の方形周溝墓から古墳時代前期の墳墓へと至る継続がみられ、貴重な古墳である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む