前拝(読み)ゼンパイ

デジタル大辞泉 「前拝」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱい【前拝】

社殿仏堂で、前後向拝こうはいがあるときの、正面のもの。⇔後拝ごはい
流れ造り本殿母屋の前にある、一段低いひさしの部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「前拝」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱい【前拝】

〘名〙
神社寺院建物の正面の前に張り出した廂(ひさし)の部分。参拝者が礼拝する所。階隠(はしがくし)向拝(こうはい)。御拝(ごはい)。⇔後拝
流造(ながれづくり)本殿の母屋の前にある一段低い廂の部分。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android