前業(読み)ゼンゴウ

デジタル大辞泉 「前業」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ごう〔‐ゴフ〕【前業】

仏語前世で行った善悪行為先業

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精選版 日本国語大辞典 「前業」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ごう‥ゴフ【前業】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。前世の業因。これによって現世禍福が定まるとされる。先業。
    1. [初出の実例]「今上陛下、武子文孫、重熙累洽、追尋前業、愈勧勒修」(出典日本文徳天皇実録(879)序)
    2. 「貧福苦楽は前世の業因よりあらはるるゆゑ、貴方のごとく富祐なるも前業(ゼンゴウ)なり」(出典:妙好人伝(1842‐52)初)

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