業因(読み)ゴウイン

デジタル大辞泉 「業因」の意味・読み・例文・類語

ごう‐いん〔ゴフ‐〕【業因】

仏語未来苦楽果報を招く原因となる善悪行為。⇔業果

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「業因」の意味・読み・例文・類語

ごう‐いん ゴフ‥【業因】

〘名〙 仏語。未来に苦楽の果報を招く因となる善悪の行為。業縁(ごうえん)
往生要集(984‐985)序「顕密教法其文非一、事理業因其行惟多」
今昔(1120頃か)一「善悪の果報、皆前世の業因(ごふいん)に依て也」 〔成実論‐八〕

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普及版 字通 「業因」の読み・字形・画数・意味

【業因】ごういん

因縁

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