前田竹房斎(読み)マエダ チクボウサイ

20世紀日本人名事典 「前田竹房斎」の解説

前田 竹房斎(2代目)
マエダ チクボウサイ

昭和・平成期の竹工芸家



生年
大正6(1917)年7月7日

没年
平成15(2003)年3月12日

出身地
大阪府

本名
前田 房次

学歴〔年〕
関西簿記専卒

主な受賞名〔年〕
勲四等瑞宝章〔平成4年〕

経歴
父の1代目前田竹房斎に師事。昭和10年2代目を襲名。初め日展に作品を発表し、11回入選。34年日本伝統工芸展に入選、45年以降毎回入選。竹材の持つ美しさを生かしながら、立体的な造形意匠表現に独自の工夫を凝らした繊細で高雅作風を築いた。平成7年人間国宝

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田竹房斎」の解説

前田竹房斎(2代) まえだ-ちくぼうさい

1917-2003 昭和-平成時代の工芸家。
大正6年7月7日生まれ。父の初代竹房斎にまなぶ。竹材の美しさを生かし,造形,意匠に独自の工夫をこらす。昭和47年日本伝統工芸展東京都知事賞。平成7年竹工芸で人間国宝。平成15年3月12日死去。85歳。大阪出身。本名は房次。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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