デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「剛中玄柔」の解説 剛中玄柔 ごうちゅう-げんじゅう 1318-1388 南北朝時代の僧。文保(ぶんぽ)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。生地豊後(ぶんご)(大分県)で崇祥寺の玉山玄提に,京都で無徳至孝,虎関師錬にまなぶ。日向(ひゅうが)(宮崎県)大慈寺開山(かいさん)となった玉山にしたがい,のち住持。その間,明(みん)(中国)から大蔵経2部をもとめ,大慈寺と京都東福寺におさめる。のち東福寺住持となった。嘉慶(かきょう)2=元中5年5月27日死去。71歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例