剛安寺(読み)ごうあんじ

日本歴史地名大系 「剛安寺」の解説

剛安寺
ごうあんじ

[現在地名]金井町吉井本郷

吉井よしい町を挟んで吉井城跡の南に対する。曹洞宗、松樹山と号し、本尊釈迦如来。「佐渡国寺社境内案内帳」によると、越後国柏崎香積こうじやく寺末で、もとは願成がんせい寺と称して吉井本郷の山中にあり、久安年中(一一四五―五一)開基という。文明一五年(一四八三)地頭藍原秀棟が禅宗に改めて剛安寺とし、現在地に移すとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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