剛毅木訥(読み)ごうきぼくとつ

精選版 日本国語大辞典 「剛毅木訥」の意味・読み・例文・類語

ごうき‐ぼくとつガウキ‥【剛毅木訥・剛毅朴吶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 意志が強くしっかりしていて、飾り気がないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「一文不知の僧と剛毅木訥の民とには、必ず無の見成就の人あり」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一六一)

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四字熟語を知る辞典 「剛毅木訥」の解説

剛毅木訥

意志が強くしっかりしていて、飾り気がないこと。また、そのさま。

[活用] ―な。

[使用例] クライスト文章は、ごらんのごとく破格です。文法上あやまりとさえいえなくはない。しかし立派ですなあ。剛毅木訥仁に近しというところですなあ……[中野重治*むらぎも|1954]

[解説] 「木」には飾り気がないという意味があります。「剛毅朴吶」とも書きます。

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