剣玉構造(読み)けんだまこうぞう(その他表記)cup-and-ball structure

岩石学辞典 「剣玉構造」の解説

剣玉構造

柱状火成岩の交差節理(cross-jointing)をいい,一方の節理面が落ち込んで,他方が上昇したことで,二つ部分が互いに組み合わさったもの.玄武岩などにその例がある[Hatch : 1888].cup-and-ballは剣玉(けんだま)遊びのこと.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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