剥茸(読み)むきたけ

精選版 日本国語大辞典 「剥茸」の意味・読み・例文・類語

むき‐たけ【剥茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類シメジ科のきのこ。秋、ブナ・カエデなど広葉樹の枯れた幹に群生する。傘は半円形で径約五~一〇センチメートル。淡黄色ないし汚黄褐色で細毛密生表皮ははげやすい。ひだは淡黄色。柄は太く短い。食用
    1. [初出の実例]「毒茸ツキヨダケに似たムキタケやヒラタケを食べさせようとして私をからかった」(出典:くさびら譚(1968)〈加賀乙彦〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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