剥茸(読み)むきたけ

精選版 日本国語大辞典 「剥茸」の意味・読み・例文・類語

むき‐たけ【剥茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類シメジ科のきのこ。秋、ブナ・カエデなど広葉樹の枯れた幹に群生する。傘は半円形で径約五~一〇センチメートル。淡黄色ないし汚黄褐色で細毛密生表皮ははげやすい。ひだは淡黄色。柄は太く短い。食用
    1. [初出の実例]「毒茸ツキヨダケに似たムキタケやヒラタケを食べさせようとして私をからかった」(出典:くさびら譚(1968)〈加賀乙彦〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「剥茸」の解説

剥茸 (ムキタケ)

植物。キシメジ科の食用菌,園芸植物ヒラタケ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android