副腎疾患

内科学 第10版 「副腎疾患」の解説

副腎疾患(内分泌疾患)

(3)副腎疾患
 褐色細胞腫では血中カテコールアミンが高値となり,消化管蠕動が抑制され便秘となるが,高度なものでは麻痺性イレウスや巨大結腸症をきたすこともある.また発作とともに腸管虚血による腹痛嘔吐消化管出血などを生じることもある.副腎機能低下(Addison病)の消化器症状としては,悪心,嘔吐,下痢,便秘などが認められる.[安藤貴文・後藤秀実]

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

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