図書館情報学用語辞典 第5版 「創作者」の解説 創作者 “著作の創作に責任を有する個人・家族・団体.著者,編纂者,作曲者など”(『日本目録規則2018年版』用語解説).著作の成立に責任を有する者を示す書誌的事項(エレメント).『日本目録規則2018年版』(2018)とRDAにおいては,翻訳者や演奏者のような表現形の成立に寄与する寄与者(contributor)と明確に区別されており,また映画監督など著作と関連は有するが創作者とはみなされないものもある.創作者の例に,小説を執筆した作家,コンピュータ・プログラムを書いたプログラマー,音楽作品を作った作曲者などが挙げられる.何をもってあるいはどこまでを創作者と捉えるのかは,翻案・脚色,音楽作品など著作のありようによって複雑であるため,判断が分かれるところである.[参照項目] 著作 | 日本目録規則 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by