…将軍徳川家光もみずから江戸城の大手門に出て陣頭指揮をとり,諸大名も老中奉書を受け消火に当たったが,いかんともしがたく,江戸の大半を焼失する結果となった。またこのとき,消火を指揮した大目付加々爪忠澄は,火煙にまかれ殉職した。この大火の翌々年9月,幕府は,従来の一部の旗本の番方組織による消火や大名の臨時の軍役的性格をもつ消火出動に加えて,6万石以下の大名16家を4隊に編成し,1万石につき30名ずつ藩邸の武士を動員,1隊が10日交代で常時消防に当たらせることとした。…
※「加々爪忠澄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...