加古(読み)かこ

精選版 日本国語大辞典 「加古」の意味・読み・例文・類語

かこ【加古】

  1. 兵庫県中南部の郡。播磨平野東部にあり、播磨灘に面する。加古川以東を占めていたが、西部は現在、加古川市高砂市に含まれる。古くは賀古・賀胡とも書き、播磨国一三郡の一つ
    1. [初出の実例]「ここに、天皇(すめらみこと)、乃(すなは)ち賀古(カコ)松原に到りて、覔(ま)ぎ訪ひたまひき」(出典播磨風土記(715頃)賀古)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android