加志波良比古神社(読み)かしはらひこじんじや

日本歴史地名大系 「加志波良比古神社」の解説

加志波良比古神社
かしはらひこじんじや

[現在地名]珠洲市宝立町柏原

鵜飼うかい川左岸に鎮座。「延喜式」神名帳に記す珠洲郡加志波良カシハラノ比古神社」に比定する説がある。旧郷社。祭神は主神として加志波良比古神と文政一一年(一八二八)の社号書上帳(橘文書)にみえる伊賀志穂古命があり、ほか合併合祀に伴う大山咋命・菅原道真など多数。加志波良比古神は当地カシハラという地名に比古をつけ、人格神化したものと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む