加波山三枝神社本宮(読み)かばさんさえなずみじんじやほんぐう

日本歴史地名大系 「加波山三枝神社本宮」の解説

加波山三枝神社本宮
かばさんさえなずみじんじやほんぐう

[現在地名]真壁町長岡

加波山の山頂に本宮・しん宮が鎮座し、西麓にその里宮がある。祭神は伊弉冉命・速玉男命・事解男命。旧村社。星の宮ほしのみやとも称する。

「三代実録」貞観一七年(八七五)一二月二七日条に「授常陸国正六位上三枝祇神、従五位下」とある三枝祇神が当社とされる。社伝によれば天慶の乱で兵火にあい、天文一五年(一五四六)に真壁氏が再建、天明年間(一七八一―八九)にも再建された。神仏混淆の色濃い神社で、加波山権現とも称し、寛文五年(一六六五)には次の朱印(寛文朱印留)が出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む