加礼川村(読み)かれがわむら

日本歴史地名大系 「加礼川村」の解説

加礼川村
かれがわむら

[現在地名]豊後高田市加礼川

新城しんじよう村の東に位置し、山の南麓、都甲とごう川の上流域に立地する。北は長岩屋ながいわや村。建長七年(一二五五)一〇月六日の応仁譲状(長安寺文書)に加礼河とみえる(→都甲庄。江戸時代の領主変遷高田たかだ村に同じ。小倉藩元和人畜改帳に加礼河村とみえ、高三二一石余、家数三八(うち百姓一四、隠居・名子・牛や・庭や二四)・人数六三(うち百姓一四・名子五)、牛一六・馬三。正保郷帳では都甲庄に属し、田方一六五石余・畑方七二石余、茅山・新田がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android