加納 友之介(読み)カノウ トモノスケ

20世紀日本人名事典 「加納 友之介」の解説

加納 友之介
カノウ トモノスケ

明治〜昭和期の銀行家 東海銀行頭取。



生年
明治5年5月8日(1872年)

没年
昭和11(1936)年8月14日

出身地
茨城県

学歴〔年〕
帝国大学卒

経歴
大学を卒業して衆院書記官兼農商務省参事官となる。のち退官して住友銀行に入り、東京支配人、本店支配人を経て、常務に進み、東海銀行頭取に転じた。昭和2年の金融恐慌同行が第一銀行に合併されると、その取締役就任。また自動車工業(いすゞ自動車前身)社長、神戸海上運送火災保険ほか数社の重役も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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