加納院(読み)かのういん

日本歴史地名大系 「加納院」の解説

加納院
かのういん

[現在地名]稲沢市増田南町

八神(やがみ)街道の北にあり、益田山と号し、真言宗豊山派、もと長野(ながの)町万徳(まんとく)寺末。本尊阿弥陀三尊。古くは聖徳太子創建の東源(とうげん)寺と伝える。建暦年中(一二一一―一三)心鏡の開基で七堂伽藍の大刹であったが、元弘年中(一三三一―三四)の大地震で倒壊し、その跡に大池ができ東源寺池とよんだ。応永年中(一三九四―一四二八)聖円がこの池の辺りに一宇を再建。のち性瑜が伽藍を再建し、中興開山となり、加納院が建立された。織田信長の信仰を得たが、天正末に火災で焼失し、本尊のみが残った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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