加藤恒(読み)かとう ひさし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤恒」の解説

加藤恒 かとう-ひさし

1843-1899 幕末-明治時代の武士,官吏
天保(てんぽう)14年生まれ。加賀金沢藩士。藩主前田斉泰(なりやす)の世子前田慶寧(よしやす)の守役となる。明治にはいり金沢藩大属,金沢区長などを歴任。のち旧藩主前田家の家政の責任者である家令をつとめた。明治32年死去。57歳。通称は久也。号は松塢。著作に「北藩事実文録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android