加藤悦郎(読み)カトウ エツロウ

20世紀日本人名事典 「加藤悦郎」の解説

加藤 悦郎
カトウ エツロウ

昭和期の漫画家



生年
明治32(1899)年12月13日

没年
昭和34(1959)年6月6日

出生地
北海道

学歴〔年〕
小高〔大正3年〕卒

経歴
プロレタリア美術運動に参加し、諷刺漫画を多く発表する。プロレタリア運動が衰退した後も、昭和10年にサンチョ・クラブ加入し、時事問題に関した諷刺漫画を発表。戦後は諷刺画研究会などを組織した。著書に「新理念 漫画の技法」(昭17)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤悦郎」の解説

加藤悦郎 かとう-えつろう

1899-1959 昭和時代の漫画家。
明治32年12月13日生まれ。小樽新聞にはいって漫画記者となり,大正10年北海タイムス(現北海道新聞)にうつる。プロレタリア美術運動に参加し,「プロレタリア美術」などに風刺漫画を発表。昭和10年サンチョ・クラブに加入。戦後は「アカハタ」などに執筆した。昭和34年6月6日死去。59歳。北海道出身。著作に「新理念―漫画の技法」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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