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加藤景延 かとう かげのぶ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

加藤景延 かとう-かげのぶ

?-1632 織豊-江戸時代前期の陶工。
加藤景光の長男。父にしたがって美濃(みの)(岐阜県)土岐郡久尻で陶業に従事。朝鮮伝来の肥前唐津窯を研究して登り窯を導入。あたらしく白色の釉薬(ゆうやく)を開発した。寛永9年2月2日死去。通称は四郎左衛門

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

加藤景延

没年:寛永9.2.2(1632.3.22)
生年:生年不詳
江戸前期の美濃焼の陶工。正称は加藤四郎左衛門景延。瀬戸の陶工加藤与三兵衛景光の長男。父の美濃国(岐阜県)土岐郡久尻移住ののち,天正年間(1573~92)に美濃に呼ばれ,久尻窯を継ぐ。白薬手の茶碗を正親町上皇,後陽成天皇に献上し,慶長2(1597)年筑後守の受領名を受ける。関ケ原の戦ではもと土岐郡の領主であった妻木氏にくみし西軍の田丸氏と戦い,妻木氏より屋敷地を拝領している。こののち,唐津の浪人森善右衛門から唐津窯の優秀なことを聞いて唐津に赴き,唐津の連房式登窯を学んで帰郷し,築窯したと伝えられ(『瀬戸大竈焼物并唐津竈取立来由書』),この窯が織部陶の優品で知られる元屋敷窯とされている。

(伊藤嘉章)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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