登り窯(読み)ノボリガマ

デジタル大辞泉 「登り窯」の意味・読み・例文・類語

のぼり‐がま【登り窯】

陶磁器を焼くの一。丘などの傾斜面に階段状に数室から十数室の房を連続して築いたもの。第一室の燃焼余熱を各室に利用する。中国朝鮮で開発され、日本では朝鮮系唐津焼が初めて築いた。
[補説]書名別項。→のぼり窯

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「登り窯」の意味・わかりやすい解説

登り窯
のぼりがま

陶磁器焼成のための窯の一種傾斜地に数室が連続して造られている。各室の天井はかまぼこ形で,部屋の前部の床にいくつかの穴があけられ,後部の壁には,下の窯から焚きだした火が登っていくように穴があいている。中国,朝鮮では古くから使われていたが,日本では戦国時代に朝鮮から取入れられて全国に広まり,現在もなお美術品や民芸品制作に用いられている。ヨーロッパでも近代になって,中国より導入して使われている。

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事典・日本の観光資源 「登り窯」の解説

登り窯

(鳥取県鳥取市)
伝えたいふるさと鳥取の景観100景指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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