加藤源重(読み)かとう げんじゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤源重」の解説

加藤源重 かとう-げんじゅう

1935- 昭和後期-平成時代の機械工,福祉器具発明家。
昭和10年9月25日生まれ。平成3年紡績工場で機械に右手を巻き込まれて親指1cmを残して右手指を全て失った。障害を克服する自助具を作りはじめ,12年福祉工房あいちを設立して,個々の障害者の状態に合わせた独創的な自助具を次々と考案製作。同年シチズン・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。15年社会貢献者表彰で日本財団賞。26年吉川英治文化賞。愛知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む