加藤野逸(読み)かとう やいつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤野逸」の解説

加藤野逸 かとう-やいつ

1723-1807 江戸時代中期-後期俳人
享保(きょうほう)8年生まれ。江戸の人。幕府材木石奉行の下役。宝暦2年(1752)其日庵3代の溝口素丸に入門し,其日庵4代となって葛飾派の俳系をついだ。文化4年1月15日死去。85歳。名は勝照。通称は富右衛門,定四郎。別号に七六庵,竹涼舎。編著に「附合論(つけあいろん)」「五色墨三篇」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の加藤野逸の言及

【葛飾派】より

…1713‐95)。4世加藤野逸(1728‐1807)。5世関根白芹(初め素水,ついで桂洲。…

※「加藤野逸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む