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葛飾派 カツシカハ

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デジタル大辞泉の解説

かつしか‐は【葛飾派】

浮世絵の流派の一。葛飾北斎を祖とする。西洋画風を加味した風景画のほか肉筆画に優れる。魚屋北渓昇亭北寿蹄斎北馬・応為(北斎の娘)などが出た。

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世界大百科事典 第2版の解説

かつしかは【葛飾派】

俳諧流派。葛飾正風,葛飾風ともいう。葛飾に住んだ素堂(そどう)(1642‐1716)を祖とするところからこの名が起こった。素堂の別号其日庵(きじつあん)を継ぐ者が代々中心となった。素堂は隠者然とした人で俳壇経営などには関係しなかったが,晩年に俳諧を指導した長谷川馬光(初め白芹(はくきん),ついで素丸(そまる)。1685‐1751)が其日庵2世を継ぎ,以下,伝えられることになった。3世溝口素丸(初め白芹。

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大辞林 第三版の解説

かつしかは【葛飾派】

山口素堂を祖とする俳諧の一派。素堂が江戸葛飾に住んだのによる名。二世素丸が唱え出した。学究的な一派で俳諧学者を輩出した。葛飾蕉門。葛飾正風。

かつしかは【葛飾派】

浮世絵の一流派。葛飾北斎を祖とする。西洋画を学んだ風景画に特徴がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

葛飾派
かつしかは

俳諧(はいかい)流派。一名葛飾正門。山口素堂(そどう)(1642―1716)を祖とする流派で、素堂が江戸の葛飾(東京都江東区深川)に住んだことから、このようによばれた。流派の主宰者は、素堂の別号其日庵(きじつあん)を代々継承し、1世素堂、2世長谷川馬光(ばこう)、3世溝口素丸(そまる)、4世加藤野逸(やいつ)、5世関根白芹(はくきん)、6世鹿窪(しかくぼ)南台、7世関根列山、8世馬場蓁々(しんしん)、9世馬場錦江(きんこう)、10世橋本三暁、11世竹本素琴である。素堂は隠士の風格をもち、2世馬光も余技的俳諧から出発、のち『五色墨(ごしきずみ)』の一人として名をなした。また3世素丸は雪門の蓼太(りょうた)と組み、天明(てんめい)(1781~88)初年には葛飾正門を呼号、一派の勢力を拡大させ、9世錦江は『俳諧七部集』の研究に努めた。葛飾派は1世以来学究的な人々が多く、俳諧研究に多大な貢献をなした。[雲英末雄]

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