加賀見山廓写本(読み)かがみやまさとのききがき

精選版 日本国語大辞典 「加賀見山廓写本」の意味・読み・例文・類語

かがみやまさとのききがき【加賀見山廓写本】

歌舞伎脚本。時代物。六幕。奈河亀輔作。安永九年(一七八〇)京都布袋屋座初演。加賀騒動に加賀の千代や、お菊、幸助の件を織り交ぜた作。鳥井又助悪人に計られて大殿筑摩川で暗殺し、申し訳に切腹する件が中心になる。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「加賀見山廓写本」の解説

加賀見山廓写本
かがみやま さとのききがき, かがみやま くるわのききがき

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
奈河亀助(1代) ほか
補作者
近松徳叟 ほか
初演
安永9.12(大坂・藤川座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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