コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

助修士 じょしゅうしfrater; lay brother

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

助修士
じょしゅうし
frater; lay brother

特に中世の大修道院で聖職者にならず労働,雑用,世間との交渉などに従事し,同一の修道院内で特別な集団を形成しながら修道院に奉仕した修道士。労務修士ともいう。修道者が一般に司祭叙階されるようになるにつれ,12世紀頃から修道院の雑用を担当する人が必要となった。女子の場合も助修女が生れたが,これは特に祈りに従事し,外出を禁じられた歌隊修女を補助するため。大修道院制をとらない近代の修道会では司祭でない修道士の地位も向上し,教育,研学など修道司祭と等しい役割を担当するようになり,司祭でない修道士のみから成る修道会も出現した。このような場合,日本では助修士とはいわない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

助修士の関連キーワードカスティリオーネ(Giuseppe Castiglione)フェルナンデス(Joãn Fernandez)ヘールトヘン・トート・シント・ヤンスコンラート[パルザーム]ファン・デル・フースイルマン(伊留満)レフェクトリウム聖ビアトル会伊留満

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android