普及版 字通 「劬」の読み・字形・画数・意味
劬
7画
[字訓] つかれる・つとめる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は句(く)。句に句曲の意がある。力は耒(すき)の象形。身をかがめて耕作することをいう。〔説文新附〕十三下に「勞なり」、〔広雅、釈詁二〕に「數(しばしば)するなり」とあって、農事に苦労することをいう。
[訓義]
1. つかれる、骨が折れる、つとめる。
2. わずらわしく手がかかる、しばしばする。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕劬 ツトム・イタハル・イトナム・ヤマヒ・イトマ・ツカル
[熟語]
劬学▶・劬勤▶・劬劬▶・劬苦▶・劬劇▶・劬倹▶・劬蹇▶・劬心▶・劬瘁▶・劬瘠▶・劬愉▶・劬力▶・劬労▶・劬録▶・劬禄▶
[下接語]
慰劬・艱劬・勤劬・思劬・忘劬・力劬・労劬
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報