普及版 字通 「劬」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音]
[字訓] つかれる・つとめる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は句(く)。句に句曲の意がある。力は耒(すき)の象形。身をかがめて耕作することをいう。〔説文新附〕十三下に「勞なり」、〔広雅、釈詁二〕に「數(しばしば)するなり」とあって、農事に苦労することをいう。

[訓義]
1. つかれる、骨が折れる、つとめる。
2. わずらわしく手がかかる、しばしばする。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕劬 ツトム・イタハル・イトナム・ヤマヒ・イトマ・ツカル

[熟語]
劬学劬勤劬劬劬苦劬劇劬倹劬蹇・劬心劬瘁劬瘠・劬愉・劬力劬労劬録劬禄
[下接語]
慰劬・艱劬・勤劬・思劬・忘劬・力劬・労劬

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む