コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

効果的恩恵 こうかてきおんけいgratia efficax

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

効果的恩恵
こうかてきおんけい
gratia efficax

カトリック神学の概念で,神の恩恵を人間における結果の面からみたもの。充足的恩恵 gratia sufficiensに対するもの。後者が所定の効果 (救い) を生じるに十分でありながら,人間の側からの協力のないため効果を生じないのに対し,前者は必ず人間の協力をもたらし効果を生じる恩恵である。しかも意志の自由は奪わないとされる。アウグスチヌスに基づき,恩恵と自由を調和させようとする思想 (→恩恵論争 ) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android