勅任議員(読み)チョクニンギイン

大辞林 第三版の解説

ちょくにんぎいん【勅任議員】

旧憲法下の貴族院において、勅任されて議員となったもの。勅選議員・学士院議員・多額納税者議員の総称。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ちょくにん‐ぎいん ‥ギヰン【勅任議員】

〘名〙 旧憲法下の貴族院議員の一つ。勅選議員、帝国学士院会員議員と多額納税者議員の総称。勅選議員は終身、その他の議員は任期七年。
※議院法(明治二二年)(1889)一九条「貴族院の被選及勅任議員」

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世界大百科事典内の勅任議員の言及

【帝国議会】より

…1890年から1947年まで存続し,天皇主権下における立法機関として機能した。
[機構と権限]
 帝国議会は皇族・華族・勅任議員によって構成される貴族院と,公選議員で組織される衆議院との2院からなり,その権能はほぼ対等になっていた。また,議会の開会,閉会,停会などは天皇大権に属し,さらに特定案件の下では緊急勅令を制定し,大権事項にもとづく歳出項目について政府の同意なしに議会が廃除・削減することはできず,議会が予算案を否決した場合に,政府は前年度予算を施行できることなどが憲法に規定されており,議会独自の権能である立法権,予算審議権を大きく制約するものであった。…

※「勅任議員」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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