勇悍(読み)ユウカン

デジタル大辞泉 「勇悍」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐かん【勇×悍】

[名・形動]いさましくて強いこと。また、そのさま。
浪士等が―なる今落人となりながら」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「勇悍」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐かん【勇悍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 勇気があって強いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「又任郡司勇幹堪一レ諸事」(出典:続日本紀‐天平一九年(747)一一月己卯)
    2. [その他の文献]〔史記‐淮陰侯伝〕
  3. 程度が激しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「陽気不斜して甚しきが故に、煖気勇悍也。故に其国熱くして夏也」(出典:乾坤弁説(1656)利)

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普及版 字通 「勇悍」の読み・字形・画数・意味

【勇悍】ゆうかん

勇猛。〔明史、米亮祖伝〕太國に克ち、亮を擒(とりこ)にす。其の悍を喜び、金を賜ひ、官に仍(よ)らしむ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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