コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

動吻類 どうふんるい Kinorhyncha

2件 の用語解説(動吻類の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

動吻類
どうふんるい
Kinorhyncha

袋形動物門動吻綱に属する種類の総称。体は長い紡錘形で,体長 0.4mm内外。外見は体節があるように見えるが,内部は節がなく,神経だけがくびれて見えるにすぎない。体表はクチクラが発達し,各節ごとに棘毛が列をなしている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

動吻類
どうふんるい

袋形(たいけい)動物門の一綱Kinorhynchaを構成する顕微鏡視的海産動物群の総称。体は紡錘形、体表はクチクラ化した多くの環帯からなる。頭、頸(けい)、胴の三部が区別できる。頭部には収縮可能な吻部を備え、胴部と尾部には刺状突起を備える属種が多い。砂泥帯や海藻帯に広く生息し、珪藻(けいそう)や有機物を食べる。キクロラガ目7属とホマロラ目4属からなる。日本からはTrachydemusとEchinoderesの2属が採集されている。生息密度が小さいため多くの人の目に触れることは少ない。雌雄異体。孵化(ふか)直後の幼生は毛虫状、体節数と尾部の形状は脱皮とともに変化する。[鈴木 實]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

動吻類の関連キーワードクシクラゲ袋形動物線形動物蠕形動物動物界輪形動物軟体類ヒモムシ袋形動物門動吻綱

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone